雨水とお雛様

もうお雛様の時期になりましたね。(と言うか過ぎてしまいました・・・)

今年は、プライベートの慌ただしさにしっかり楽しむことが出来なかったのですが、

玄関には、母手作りのお雛様が飾られています。

最近では、片付けのことも考えると七段飾りのお雛様はめっきり飾ることがなくなりました。

が、それらしい雰囲気はやっぱり華やかで春の訪れともにウキウキします。

毎年、自分のお部屋には、季節のお花を模した置き香の香袋をお雛様に見舞立てて飾っています。

二月の十八日頃 二十四節気で※雨水の頃に飾り始めると良縁に恵まれると言われています。雛人形は、厄を引き受けたお人形を水に流す(流しびな)が由来となっているので、水が増す雨水の頃が良いのだそうです。

何となくこの頃に飾っているなーと意味を知ってか知らずか、そんな気持ちになるのかな?!

私は、この雨水の頃がとっても好きです。

二月三、四日頃の立春は、二十四節の春の始まりの日になります。
なぜかいつもこの頃に、大きな決断を自分に下すことが多く、自分にとって本当に意識の変わり目になります。

一月一日のお正月前後は、家や仕事の雑事に追われ自分を切り替えるタイミングにはかなかなりませんが、一か月が過ぎ一息ついてちょうど、自分を見つめ直すタイミングなのかも。

一年で一番寒い時期にはなりますが、意識の中ではやはり春!

イメージカラーは、薄色の梅色に白なのです。

そして、雨水の頃は気持ちが落ち着いて準備が整い「さあ!始めよう!」という感じ。

そんな頃に、梅が合図か他のお花もどんどん咲き始めます。

まるで、動き出す私を応援してくれているかのように・・・(勝手に応援してもらっています笑)

お雛様も過ぎると、そろそろ本番に向けた焦りと不安も出てくるのですが、そんな時もお花を眺めつくしにトキめき、自分を取り戻しながらマイペースを保つように心がけます。

そんな、慌ただしい気持ちの変化が起こるのも “ 春 ”だからでしょうか?

※雨水・・・冬、土に含まれた雪どけの水や雨が土を潤し草木が
 芽生える頃。農耕準備をする頃と言われています。